リボンとバラの花模様が染めと刺繍で表された、アンティークの名古屋帯です
艶やかな刺繍模様には金銀糸がしっとりと優美な輝きを放ちます
生地はやわらかな手触りの平絹です
343cmと短めのお仕立てです
お太鼓は引き抜きで、結ぶと一重太鼓になる柄付けです
図と写真にはありませんが、たれ先から13cmの裏側に継ぎがあります
またたれ先の帯線は裏地が2mmほど見えています(全体写真3枚目)
裏地の両サイドに穴が多数あります(傷みの写真1枚目)
地に経年によるうっすらした変色があります
またシミもありますが、お太鼓部分はうすくさほど目立ちません(A・B・C)
その他、多少の傷みがありますので
詳細は図と写真をご参照ください。(黒字-表、赤字-裏)
古いものですので傷みはありますが、
アンティークならではの華やかな意匠をまだまだ楽しんでいただきたいひと品です
文:阪井
*おおよその地色 - HTML code (F5E884)
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